久々にレストア屋さんのAccent Vintageから依頼がありました。今回はポルシェ914です。
赤で囲んでいるところに3つメーターがあって、このパネルを業者さんに依頼して新規作成したそうです。
で、こちらがそのパネル。
流石新品というだけあってきれいなんですが・・・
穴が大きすぎてメーターを取り付けられません。。。
これを何とかするための部品を作ってくれという依頼です。
パネルを作り直した方が早いんじゃないかとも思うんですが、まあ仕事もらえるならいいかということで引き受けることにしました。
要はメーターが引っ掛かる程度の径の筒状のものを作ってパネルを挟めばいいので、ササっとデータを作りました。
こんなのを表から入れて、
こんなので裏から締めて固定すればいいでしょう。回転対称形状は断面1個作って回すだけなのでデータ作成が楽でいいですね。
で、作成したのがこちら。材料はABSです。
積層ピッチを細かくしなければいけませんが、ネジ溝もちゃんとできています。
取り付けるとこんな感じです。
表
裏
メーターもばっちり取り付けられます。
こういうちょっとしたものを作る際に3Dプリントは物凄い威力を発揮しますね。
今回はメーターを取り付けるためにこの部品を作りましたが、穴部分に革をきれいに貼るのは少々面倒だったりするので、ざっくり革を貼っておいて穴周辺を隠す部品として使うのもありな気がします。最近アルピーヌのシフトノブのリプロをやって革を貼る製品も面白そうだなと思っているので使えるかもしれません。
おまけ
こちらがリプロしたアルピーヌのシフトノブ。近日中にアルピーヌ専門店のGBSさんから発売されると思います。
言われなければリプロだとはわからないレベルの仕上がりの自信作です。
それではまた。
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