フレンチクラシックの代表格として日本で人気の2CV。当然ここフランスでも大人気なんですが、その認知度が桁違いです。日本だとクルマ好きな人のあいだでの人気ですがフランスでは全国民レベルの人気で、みんな2CVのことを知っています。いまだにフランス国内に10万台くらい現役の2CVがいるらしいですよ。
町中を走っていると年配の方に呼び止められて「これは何年式?俺の初めての車これだったんだよねー。」みたいな感じで話しかけられることや、スーパーの駐車場でマダムに「素敵な2CVね!あなたこのクルマ売る気ない?」みたいに声をかけられることは全然珍しくありません。走ってるだけで周りの人たちが笑顔になるふしぎなクルマです。
ちなみに本国では2CVを「Deux Chevaux」と呼びます。カタカナ表記すると「ドゥシュヴォ」になりますね。
私が乗っている73年式2CV4。友人宅の隣にあるガレージにて破格の€2500で購入しました。外装はボロですがしっかり動きます。サイズが小さいから街中では重宝しますね。
435ccですが602ccの2CV6との差は感じられません。いずれにせよ超遅いです。
幌は外から開けるタイプ。今ついてる幌がダメになったら内側から開けれるやつにしようと思ってます。
日本に居たころに87年式の2CV6 Charleston(フランス語ではシャアルストンと発音)に乗っていましたがまさか本国でまた2CVに乗ることになるとは思ってませんでした。
非常に遅いので、下道での交通の流れに乗るのにかなり全力を出さないといけないのですが、裏を返せば手加減が要らないのでこれが意外に楽しいです。エンジンの音がうるさいことを除けば、ふわふわの足まわりとハンモックシートのおかげで乗り心地はかなり良いので全然疲れないですね。日本に居たころに神奈川-兵庫間を往復したりしましたが余裕でした。道具としてまだまだ使えるクルマだと思います。
超シンプルなので自分で修理・調整できる部分が多く、パーツも全て安く入手可能なのでクラシックカーに乗ってみたいと思っておられる方には2CVは非常におすすめです。
2023年3月より弊社でも2CVパーツの取り扱いを始めます。ヨーロッパ現地レベルの価格で、日本より遥かに安い価格でパーツが手に入りますので是非ご利用下さい。詳細はこちらからどうぞ!
それではまた。
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